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2011-06-21

引き算は苦手

いけばなは引き算の美学である・・・・
しかし、わたしは引き算が苦手

仕事で日付が元号で記載されている書類と西暦で記載されている書類がある
元号から西暦、西暦から元号に変換するのが苦手で困っている
昭和のときは昭和の年に25を足せば西暦の下二桁になる、と教わった
例えば昭和50年なら50+25で、‘75年(1975年)・・というように
平成になってその計算は使えなくなったので困っている、と知り合いに相談したら
今年は平成23年で2011年だから、元号の年-12はどう
と言われたけれど
-12なんて計算をすっとできたら最初から相談しない
それに平成12年より前になったらどう計算したらいいか考えるだけで時間掛かるし・・・
それぐらい引き算が苦手だ
最後には対照表を作って貼っておけ、と言われた(そして貼りました

世間では断捨離がハヤリ
そんな世間のハヤリにのせられて、わたしも少し実践している
普段全然使用していないものを捨てていく・・それだけなのに遅々として進まない
持ち物をマイナスしていく、という引き算もどうやら苦手だ


トウゼン、いけばなでの引き算も苦手・・・

「枝は鋏を入れすぎよ。どの枝でも切り捨て、または切り落としすぎよ。」
(『勅使河原蒼風 花伝書』草月出版)

あじさい

ええっ・・そんなぁ・・・
どこを落としたらいいか、せめてヒントをください・・・

「どこでもかまわない。無茶苦茶でもよい。鋏を入れて切り落としてみることだ。これは乱暴のようで、決して乱暴ではないのである。この方法以外に、鋏の入れ方、枝の作り方を会得する方法はない。」
(『勅使河原蒼風 花伝書』草月出版)

だいぶ前に、家元研究科で「植物の本質」というテーマだった日のことを思い出す
受講生にいつも刺激的なテーマを与える久保島一超先生が担当講師だ
このときは最初に「とにかく切ってみろ、分解してみろ」とアドバイスされた
どういう意図なのか、実際にやってみてもよく分からなかった
受講生がいけた作品を講評する段階で、切っていくなかでしか見えないものがある、という説明があった

今はなんとなく分かる

石川龍先生に「俺はハダカは好きなほうだけど、これはやりすぎだ」と冗談めかして言われても、とにかく一度切ってみないことには分からない

それでも切るのはやっぱり怖いけれどね



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COMMENT:
AUTHOR: ケロケロ軍曹
DATE: 2011/06/22 12:32:13 AM
こんばんは
自分はとあるコールセンターで働いていて
申込受付の際に生年月日を伺うんですが、
計算が面倒臭いので基本最初から西暦で聞きます。
それでも和歴でお答えしてくださる方もいますが…

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COMMENT:
AUTHOR: 修行蛙
DATE: 2011/06/22 09:26:44 PM
>ケロケロ軍曹さん、こんばんは
昭和なら楽勝ですよ
がんばって計算してください

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