先日、草月師範連盟の会員向け講習会での家元の講義にて
草月はいつでも、どこでも、誰にでもいけられるということを特色としている
各人にも、どんな時もどんな場面でもどんな花でもいける、という心構えが必要だ
というお話があった
ちなみに、草月はいけばなの世界では振興だ
もっと伝統のある流派だと、いけかたや花の組み合わせなどに決まった型や厳しい規則があり、個々人が自由に好きなようにいける、というわけにはいかないらしい
だから、そういう決まりごとを一切無しにしてしまった草月は前衛的だと言われた(今ではいけばなも多様で何が前衛だか分からなくなっている気がする)
今では他の流派でも伝統を守りつつ、自由にいけることも行ってはいるらしい
わたしは草月とたまたま最初に出会ったけれど、他の流派だったらどうなっただろう
伝統を守るのはきっとすごく大変だ
だけど、自由なことも大変だ
冒頭の家元の言葉、
苦手だから、嫌いだから、と、しり込みしたり、選り好みしたりせず、どんどん挑戦してください
と続く
なんでもできちゃう・・・そんなの絶対無理
だけど、避けて通るのはやっぱりダメだよな
それって仕事でも同じ・・・
わたしの場合、電話をかけるのが苦手
前職では社員に定期券を支給するのが業務のひとつで、各交通機関に定期代の問い合わせの電話をひたすらかける、というのがイヤでイヤでたまらなかった
当時は、インターネットで定期代を検索、なんてなかったので電話するしかなかった
一回の電話で10件ぐらい問い合わせるので、相手の人もすごくいやそうな声を出す
それを分かっていてかけるのがイヤだった・・・
現在の会社は電話する機会少ないのでありがたい
茜家元は今年で家元継承10周年
家元継承より十年、花をめぐる随想が本として発売された
勅使河原茜 出会いと心をかたちにする (角川oneテーマ21) [新書]
講習会でサイン会をしていたので、サインもしていただいた
関係ないけれど、ここ数ヶ月のどに何か住んでいるような違和感がある(痛いとまではいかない)
カエルだからほとんど風邪ひくこともなければ、具合が悪くなることがない
病欠なんて数年はしたことないから、具合が悪くて誰かに「大丈夫?」と言って貰える人がうらやましくなるほどだ
そもそも日頃テンションが低いので、具合が悪くなっても気づいてもらえないのだけど
先日、いつもの通りの朝、いつも通り低いテンションで歩いてたら、「元気ないようだけど、大丈夫?」と声を掛けてくれる人がいた
なんていいオトコだ・・・あ、じゃなくて、いい人だぁと思った
いつでも、どこでも、誰にでも明るく振舞う・・なんてわたしにはちょっと無理なのだけど、もう少しだけテンションあげてみよう・・・せめて普通に見えるように
のどに住む何かはヒーロースカーフで温めて退治しようと思う
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COMMENT:
AUTHOR: 韓ドラ好き
DATE: 2011/07/04 04:25:47 PM
蛙のイラストが可愛くて生け花も美しく癒されました
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COMMENT:
AUTHOR: 修行蛙
DATE: 2011/07/04 09:49:29 PM
>韓ドラ好き さん、こんばんは
コメントありがとうございます
良かったらまた遊びにきてくださいね
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