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2011-07-31

花材の選び方・・・ 

花材のカラーをスーパーで購入したからではないけれど
花材選びは夕飯の材料を購入するときと似ていると思う

夕飯の献立をしっかりイメージしてその材料を購入する場合もあれば
スーパーに並ぶ品物を見て献立を考える場合もある
ナスが安売りされているからナスを使おう・・・とはっきりした献立ではなく、ナスを使った料理をいくつか思い浮かべることもある
すき焼きと思っていたのに、いざ料理しはじめたら、肉じゃがに変更になることもある
花材を選んでいけるのは、そういった夕飯を材料から買って作るのと変わらない
なんら特別なことではないのだ

わたしは・・というと、完成後の作品のイメージを先に持つことは少ない
花材を見てこれでどういういけばなにすることができるだろう・・と考えながら選ぶ
完成後のイメージがあいまいなので、いざ鋏を持つと迷いが生じる
それがいける時間の掛かる理由・・・

昔はそうでもなかった
割とさっといける方だった
それがだんだん遅くなってきたのは、たぶん頭でっかちになってきたのだ

昔はいろんな作品を見る機会もあまり持たず、自分で経験した範囲の中でいけていた
知識も技術も足りなかった
今はまだ身についてないけれど、いろんな技術がある、ということを知った
いろんな表現方法があることも知った

だけど、それらはすべて頭の中のことで、
どんな想いを花に託すか、心の中がつかめないでいる

カラーを選んだときに最初にイメージしたカタチに近いものはこれ

カラー、ニューサイラン

ところで、サービス花束って、メインの花数本に、本当におまけ程度にちょろっと葉だったり枝だったり、別の種類の花が添えられている
今回は、カラー2本にニューサイランが1枚、というセットだった
そんなニューサイラン1枚なんて、ちょっとばかりを添えられても困るんだなぁ
おまけだからとポイっと捨てるのもなんだし・・・かと言って使おうにも分量が少なすぎてうまく使いこなせない

初はニューサイランは無視して、カラーだけでいけようと思って3セット購入した
でも、せっかくだからニューサイランも使ってみた
3枚ではカラー6本に負けてしまうから、半分に割いて、くるくるっと巻いたりした
でも失敗

半分に割いたことで余計に弱くなってしまった
いつそカラーの本数を減らせば良かったのだが、
ニューサイランではなく、カラーをメインにしたかったのだ
このどっち着かずが、現状のわたしの欠点

それっていけばなだけに限らないかもなぁ・・・

写真映りとしては悪いけれど、
ガラスの花器だから、透けて見える方が涼しげでいいかな・・・


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