先月の家元講習会で、講師による作例として笹の作品が紹介されていた
明日は七夕だからそんな笹のいけばなを紹介したいと思ったけれど残念ながら笹をいけた経験はまだない・・・
笹はすぐに枯れてしまうから、みずみずしい葉の状態でのいけばな作品は本当に短い間になることだろうと思う
そんなあっと言う間に枯れる花材を使わなくても・・と思われるかもしれないけれど、いけばなはそもそも瞬間のものだ
一瞬をとらえていけることが楽しい
あっと言う間に枯れてしまう今の季節の花の代表には蓮がある
蓮ならかろうじて過去にいけた(左のほう)
蓮はもともと朝からお昼までの間しか咲かない
市場に出回るのもそう多くはないと思う(正確にはわからないけど)
運よくつぼみを入手しても水揚げも悪いし、長くはもたない
わたしのいけばなはこの後、結局蓮の花は開かなかったと思う
水揚げが悪いのは、こういう草花の特徴として茎に穴があるせいだ
蓮の茎はやっぱりレンコンと同じ
蓮の葉の場合なら、ポンプと呼ばれる注射器のようなもので、みょうばんを溶かした水を切り口からたっぷり入れてあげる
ポンプで水を入れるときには、葉のへそ(凹んでいる部分)から水が飛び出してしまわないように押さえておく
(という説明は何度も聞いたのだけど、蓮の葉はまだいけたことがない)
花にポンプで水を入れないのは、やっぱり花から水が飛び出しては困るからなんだろうなぁ
上野恩寵公園の蓮の花の開花は例年7月中旬以降・・・楽しみです
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